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睡眠不足の影響とは

睡眠不足とは

睡眠不足(寝不足)とは、自分にとって「充分な睡眠」がとれていない状態のことです。充分な睡眠とは、「充分長く眠った時間」だけでなく「質の良い眠り」でなくてはいけません。

 

近年の調査では、日本人の平均睡眠時間が世界でも最も短いことがわかっています。これは長い勤務時間や通勤・通学時間、帰宅後のスマホやゲーム、動画視聴などの夜ふかしが原因と考えられています。

 

また最近のコロナ渦で、急な働き方の変化やステイホームの影響により、生活や睡眠のリズムが乱れている人も少なくないでしょう。子どもから中高年まで、睡眠不足の問題は深刻になってきています。

 

睡眠不足になると、日中の過剰な眠気、気分の落ち込み、エネルギーの低下、集中力の低下などを引き起こします。睡眠不足が慢性的に続くと、身体に不調のサインが現れ、悪化すれば様々な病気を引き起こす原因になります。

 

これら睡眠不足の症状を無視してはいけません。

睡眠不足になると起こる症状

  • 日中の眠気
  • 吐き気や頭痛
  • イライラしたり、不機嫌になる
  • 集中力の低下や欠如
  • ストレスや不安の増加
  • 体重の増加
  • 性欲の減退
  • 免疫力の低下

1. 日中の過剰な眠気1

睡眠不足でもっともわかりやすい症状の一つが、日中に感じる強い眠気です。実際に眠り込んでしまう、睡眠中に呼吸が止まる、大きないびきをかくなどの症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群などの病気が原因かもしれません。睡眠時無呼吸症候群を治療することで、日中の眠気や居眠りが軽減される可能性があります2

2. 吐き気やめまい、頭痛がする3

寝不足が原因でおこる吐き気や頭痛は自律神経が関係しています。自律神経は交感神経と副交感神経の2つからできており、自身でコントロールができません。日頃、日中に活動するために交感神経が働き、夜間にはリラックスするために副交感神経が働きます。睡眠不足でこの2つのバランスが崩れると、心身に影響が出ます。

また、睡眠に伴う頭痛にはいくつかの種類があります。

 

  • 片頭痛は朝に起こることが多いです。寝不足でも寝過ぎでも片頭痛は起こります。
  • 朝の鈍い頭痛は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群によって睡眠が妨げられている場合に起きる可能性があります。
  • 歯ぎしりによる頭痛 睡眠中に歯ぎしりをすると、こめかみ周辺の痛み、耳の痛み、あるいは片頭痛で目が覚めることがあります。頭痛の原因となるだけでなく、歯や顎の関節にダメージを与えることもあるので、歯科医に症状を伝えることが重要です。歯ぎしりは、いびきや睡眠時無呼吸症候群などの他の睡眠障害を持つ人に多く見られます。

3. イライラしてしまう4

イライラするのは、睡眠不足の代表的な症状のひとつです。睡眠不足は、エネルギーレベルや気分に悪影響を及ぼし、不安や抑うつなどの気分障害を発症するリスクも高まります。睡眠不足が原因で不機嫌になっている場合は、定期的に良い睡眠をとることで、ポジティブに物事を捉えることができるようになります。

4. 集中力が続かない、頭がぼーっとする5

集中力や認知能力の低下は、睡眠不足の一般的な症状です。とある研究で、睡眠不足の人に手と目を使った作業をさせたり、運転シミュレーターを使わせたところ、酔っている人と同じかそれ以上に悪い反応が出ました。睡眠不足の状態でお酒を飲むと、この影響はさらに大きくなります。

5. ストレスや不安を感じるようになる6

睡眠不足になると、普段よりもストレスや不安を感じるようになります3。不安になると、寝つきが悪くなったり、よく眠れなくなったりするため、悪循環に陥ることがあります。睡眠を改善し深い睡眠をとることで不安の改善につながる、という研究結果もあり、認知行動療法(CBT)が、睡眠障害と不安の両方の治療に広く用いられています。

認知行動療法は、睡眠と不安の関係を断ち切ることで、適切な睡眠を取り戻し、起きているときの不安感を軽減することを目的としています7

6. 太りやすくなる8

定期的な睡眠不足が体重増加を促進するという調査結果が出ています。睡眠不足になると、食欲を増やすホルモンが増し、食欲を抑制するホルモンが減少するため食べ過ぎになったり、炭水化物や糖分の多い食べ物が欲しくなります。また、エネルギーレベルにも影響し、日中の活動力が低下し消費するカロリーが低くなります9

7. 性欲が減る

疲労は、女性の性欲を減退させる原因の第一位です。けれども睡眠時間を増やすことで、女性の性欲が上昇することが分かっています10

閉塞性睡眠時無呼吸症候群が原因で睡眠不足の男性は、テストステロンのレベルが低下し、性欲に悪影響を及ぼす可能性があります11

不眠症に悩む人の多くは、睡眠を妨げるきっかけをなるべく避けるため、パートナーとは別の場所で寝ていることが多いようです。これは二人の親密な時間を減らすことにもつながります12

8. 免疫力が低下する

睡眠不足になると免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。また、予防接種への反応も鈍くなります。風邪やその他の感染症にかかりやすい人は、睡眠不足が原因のひとつかもしれません13

また睡眠不足は炎症も起こしやすくなり、体内の炎症レベルが通常よりも高くなる可能性があります。炎症は、脳卒中や心臓病を含む多くの慢性疾患の危険因子です。普段から6時間以上寝ている人は、6時間未満しか寝ていない人に比べて、血中の炎症マーカーのレベルが低いと言われています14

睡眠に問題があるときは

睡眠不足をよくあること、と放置せずに、できる限り規則正しい生活をおくり、充分な睡眠をとるように心がけましょう。 睡眠に問題を感じている方は、レスメドの睡眠セルフチェックをお試しください。いくつかの簡単な質問に答えていただくと、評価結果をメールで受け取ることができます。 また気になる症状がある場合は、ご自身の判断で、できるだけ早く医師に相談されてもよいかもしれません。
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  1. Source: Ohayon, M.M., et al., Snoring and breathing pauses during sleep: telephone interview survey of a United Kingdom population sample. BMJ, 1997. 314(7084): p. 860-3.
  2. Source: 2011年にAplusA Healthcare Market ResearchがNarval CC(フランスでの製品名Equinox)を装着した患者95人を対象に実施した研究。
  3. Source: 30~70歳の成人のうち、男性では34%、女性では17%に睡眠呼吸障害が認められました。Peppard et al. Increased Prevalence of Sleep-Disordered Breathing in Adults. Am J Epidemiol.2013 (5.17).
  4. Source: Hu, F.B., et al., Prospective study of snoring and risk of hypertension in women. Am J Epidemiol, 1999. 150(8): p. 806-16.