いびきで眠れないと言われたけど、人に相談できずに不安な事、ありませんか?
いびきの原因は、口周りの筋力低下も関係しています。
お手軽口腔トレーニングでいびきの悩み対策をしましょう。
舌の筋力が低下すると、就寝中に舌の根元が下がり「上気道」という空気の通り道を塞いでしまい、いびきの原因となります。
舌を始めとした、口腔周りの筋力は加齢と共に低下しますが、近年のマスク生活で口元を動かす機会が減少していること、ストレスによる食い縛りも原因の一つと言われます。
また口腔周りの筋力低下は、頭の凝りも誘発され「疲れているのに眠れない」ことまで引き起こしてしまいます。
口腔トレーニングはいびき改善の他、頭周りの筋肉の緊張も緩むため
・眠れないときの対処法
・眠りの浅さの改善
この2点にも役立ちます。
いびきを掻く原因の一つが口周りの筋力低下である事、口腔トレーニングがいびき改善に役立つ理由までお伝えしました。
ここからは具体的にいびき改善と関係する口腔トレーニングの主な種目を紹介します。
番号順に行うと効果的です1。
1. 舌の先で口元を一周する1
右回り、左回りを各3回徐々に大きく回すようにしましょう。
舌と頬周りの筋肉を使う事で口呼吸の改善と共にいびきの改善も期待できます。
2. 歯の前を膨らませる2
口を閉じて歯の前を膨らませる、閉じるを10回ほど繰り返します。
最初に口周りの皮膚を動かすと頬や舌も動かしやすくなります。
3. 頬を左右に膨らませる2
口を軽めに閉じて左右交互に頬を膨らませます。
頬を動かすと舌・顔全体が動きやすく、口腔トレーニング効果アップが期待できます。
特に「え」の時は、喉元から舌を出すようにし、気道周りを広くしましょう。
手の指先で鎖骨を上から押さえて斜め上を向き、一度口を開いてから顎を突き出すようにして10秒ほどキープ ⇆ 戻すを3回行います。
狭くなった気道を広くし、口元や顎から喉元の硬さが緩んでいきます。
1~5 全て行うときついと感じる場合は番号順にできる範囲で続けてみましょう。
睡眠栄養指導士
内藤 絢
美人デザイン睡眠アカデミー主催。
「睡眠を通して、元来持つ美しさを自ら引き出せる力を付ける美しくなる女性を増やす」
をコンセプトに企業向けセミナー、睡眠プログラム講師、睡眠ツールの監修など、様々なフィールドで活動中。
なぜ呼吸が安定しないと 睡眠障害が起きるのか? ご自身の生活の中で、プレッシャーや期待が高まる瞬間を思い浮かべてみてください。たとえば仕事の面接。家を出る前に家族から、「とにかく深呼吸しなさい。気持ちが落ち着くから」と言われませんか? 長い間大事にされてきた呼吸法が、実はリラクゼーションだけでなく、健康のカギを握っていることに、多くの人は気づいていません。1 ですが閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)が睡眠中の適切な呼吸を妨げる静かな障壁となっている人は、とても多いのです。2 この記事では、呼吸が私たちの健康にもたらす恩恵と、睡眠との関係について見ていきたいと思います。 見落とされていた呼吸法の再発見 呼吸法は生命を維持するのに役立ちますが、時代とともに見失われつつあります。 古代文化では、精神的な明晰さを高め、ストレスを軽減し、リラクゼーションを促進する可能性があるとして、長い間、呼吸のコントロールが重視されてきました.3 たとえばヨガの呼吸法(プラナヤマ)はインドで生まれ、少なくとも紀元前3000年頃から存在していたと考えられています。4 現代の慌ただしい生活の中で、私たちはしばしば呼吸を当たり前のこととして実践しています。そして興奮したりパニックに陥ったときに、深い呼吸が落ち着きをもたらし、状況を把握できることを思い出すのです。 意識的な呼吸法は、ストレスや不安のレベルを下げるという研究結果もあります。5 呼吸の力を活用する方法を学ぶことで、リラクゼーションの効果を引き出し、幸福感を高めることができるかもしれません。 良い呼吸が睡眠に重要な理由 呼吸は、私たちの体が機能するのに必要な酸素を得る手段です。また、老廃物である二酸化炭素を排出する働きもあります。6 ですが睡眠中に十分な呼吸ができていないと、酸素と二酸化炭素のバランスが崩れてしまいます。 無呼吸(呼吸の一時停止)になると、血液中の酸素濃度が低下し、二酸化炭素が増加します。7 これにより心臓の働きが悪くなり、血圧や心拍数が上昇します。7 睡眠中の長い呼吸の休止は、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)と呼ばれています。これは睡眠中に上気道が部分的または完全に塞がれることで起こります。7 無呼吸の間、脳は酸素レベルの低下を検知し、呼吸を再開させるために睡眠から短時間覚醒させることで反応します。 その結果睡眠が分断され、常に疲労を感じ、日中に眠気を感じるようになるのです。7 睡眠時無呼吸が健康に及ぼす影響 息を呑むほど感動的な体験をしたことがありますか? 私たちはみんな、人生の息を呑むような瞬間に酔いしれたいと思っているのでは。ですが睡眠時無呼吸で文字通り息を呑んでしまうと、疲労感が残り、日中集中できない状態が起きてしまいます。2 また睡眠時無呼は、記憶力の低下やイライラなどの気分の変化、さらにさまざまな合併症にも関連しています。2
夜寝る前にお酒を飲む、という方は多いですよね。アルコールを摂取すると、リラックスできる反面、さまざまな悪影響を体に及ぼします。睡眠の質が下がってしまうのもその一つです。睡眠改善のため、しばらく飲酒をお休みしてみませんか。
夜、眠れずにベッドで寝返りを打つことが多くありませんか?
必要な睡眠がとれない原因が何であれ、睡眠不足はわたしたちが考えるより、健康や生活に大きな影響を与えます。